平成29（2017）年　11月5日（日）その1

　朝、保存会の面々がＳＬ広場に集まってきます。早い会員は7時頃から準備に取り掛かっています。
　8:30、点呼を行います。今日は要員的にはギリギリですが、天気は良さそうなのでお客様は多くなるかもしれません。皆さん頑張りましょう！

　9:45、試運転列車を一往復運転します。今日は見習い機関士のＴさんが１日乗務します。親水公園の踏切にはもうたくさんの人が集まって開園を待っています。

　昨年から始めたＹ会長による解説放送をこの日も行いました。車掌車ヨ2047にアンプとスピーカーを設置した”特設スタジオ”からの実況です。

　駅長のＵさんは運転全体の要です。お客様の乗降、発車時刻、踏切の状況など一つ一つ確認し、出発指示合図を出します。

　車内では加悦鉄道やキハ101の説明を行います。折り返しの合間には運転に使用している小道具などの説明も。
　手にしているのは、単線区間の衝突防止手段として使われた「スタフ」と呼ばれるもので、実際に加悦鉄道で使われていた”本物”です。

　公園踏切は人気の撮影スポットです。列車の折り返し時刻はダイヤで設定されていますが、実際には若干の遅れが出る場合も多く、踏切看手が車内の折り返しの様子を見ながら踏切を閉めるタイミングを計っています。

　今回は天気も良く、いい写真がたくさん撮れましたので、3部構成です。また解説の都合上写真が時系列となっていませんのでご了承ください。
　それではその2へ続きます…